【デザインブランディング講座レポ】世界観って何?からのスタート

世界観ってなに?からのスタート♡
2024年9月からスタートしたデザインブランディング講座。
今日はその受講生、千恵子さんのストーリーを
レポートします。
「世界観って何?」
「私のデザインなんて絶対無理…」
講座の最初、千恵子さんはそう話していました。
申し込みの前にも
「デザインを考えたことがないし、自信がない」と
不安を伝えてくださっていて
まさに「マイナスからのスタート」。

↑実際に申し込み前に千恵子さんがわたしにLINEで伝えてくださった言葉

↑個別相談でお話しして、お申し込みくださったときの千恵子さんの言葉。ありがとうございます♡
でも、そんな素直な気持ちを最初に話してくださったからこそ
私も一緒に試行錯誤しながら進めていこう!
という気持ちで講座が始まりました。
「好き」を見つける旅のはじまり

デザインブランディング講座では
まず「本当に好きなもの」を深掘りすることからスタートします。
千恵子さんともじっくり話しながら、
どんなことに心がときめくのか?
どんなものに惹かれてきたのか?
過去の経験で大切にしてきたものは?
を探っていきました。
そこで出てきたのが、彼女の**「旅行会社時代のエピソード」。
普通の観光地ではなく
ちょっと過酷な場所やマイナーな地域に惹かれることが多かったそうで
特にイスラム文化に触れたときの体験が心に強く残っている
と話してくれました。
その中でも、彼女が夢中で語ってくれたのが
「サマルカンドブルー」。
ウズベキスタンの都市・サマルカンドのモスクを彩る
美しい青の世界です。

↑ピンタレストでサマルカンドブルーと検索するとこんなに素敵な写真が✨
「そういえば、あの青がすごく好きだった…!」
千恵子さんの中で、長年埋もれていた**「本当に好きなもの」**が、少しずつ形を成していくのがわかりました。
ちなみにわたしはこのテーマに対して全くの無知だったので、
それもあって、
より一層この先どんな作品が仕上がるのかワクワクドキドキしていました!♡
デザインテーマが決まった瞬間
私がしたのは、ただお話を聞きながら、
**「その時、どんな気持ちでしたか?」**
と問いかけること。
そして、千恵子さん自身が
**「これだ!」**と
思える瞬間を迎えました。
「サマルカンドブルーで、アイシングクッキーを作ってみたい!」
この言葉が出たとき
千恵子さんの表情がパッと明るくなったのを、私は忘れられません。
こうして、彼女の
**「自分だけのデザインの第一歩」**
が決まりました。
「好き」にまっしぐら!クッキー制作の準備
テーマが決まったら、次は具体的なデザインづくりです。
• サマルカンドブルーの色をどう表現する?
• どんなモチーフを使う?(モスクの装飾、砂漠の風景 etc.)
• クッキーの形はどうする?
ここからは
過去の旅行写真や資料を見返しながら
アイデアを練っていきました。
この時点で、千恵子さんはすでにワクワクが止まらない様子!
最初は「私にはデザインなんて無理」と言っていたのに、
この時にはもう
**「これも作ってみたい!」**
と、目を輝かせていました。
この変化が
まさにデザインブランディング講座の醍醐味。
自分の
**「好き」**
に気づき、表現する楽しさを味わってもらえる瞬間です。
デザインを形にする第一歩:クッキーの構成を決める
テーマが決まったら
次は実際のクッキーのデザインをどうするか を考える段階。
まず千恵子さんには
サマルカンドの雰囲気をより深く感じてもらうために
たくさんの写真や資料を集めてもらいました。
• 「どんな風景や模様が心に響く?」
• 「このブルーの何が好き?」
• 「クッキーで表現するとしたら、どんな形になる?」
たくさんのイメージを見ながら
少しずつ方向性を固めていきました。
次に、何枚のクッキーにするかを決める作業 へ。
「4枚?3枚?それとも5枚?」
この時点では正解はなく、まずは一旦決めてみることが大切。
最終的に
**「4枚でいこう!」**
ということになりました。
色作りの難しさと、試作の壁
千恵子さんにとって
特にこだわりが強かったのが
**「ブルーの色作り」**。
サマルカンドブルーは
普通の青とは違う独特の深みを持っています。
でも、最初の試作では…
「ちょっとマリンブルーっぽくなってしまった!」
イメージとは少し違う色に仕上がってしまい、
ここで**「どうすれば理想のブルーに近づけるか?」**
という課題が生まれました。
この時に意識したのは、
• 青の彩度をどう調整するか
• 少しグリーンがかった青を入れるとどうなるか?
• アイシングが乾燥した後の色の変化
試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ理想のブルーへと近づけていきました。
「ただ可愛いだけじゃダメ?」—テーマを大切にするということ
千恵子さんが作り上げたクッキーの中には
素敵なデザインもたくさんありました。
でも、その中には
**「サマルカンドブルーの雰囲気とちょっと違うかも?」**
というものも…。
「これだけ見たら可愛いんだけど、サマルカンドの世界観としては違うかも…?」
ここで千恵子さんは
**「テーマを大切にする」**
という意識をさらに強く持つようになりました。
アイシングの世界では、
「単に可愛いものを作る」のではなく、
「表現したい世界観に沿ってデザインする」 ことが重要。
最終的には、
• サマルカンドブルーに合わない色味は却下
• デザインも、テーマに合うように微調整
と、こだわり抜いて作り直しました。
受講生のリアルな声:千恵子さんの振り返り
千恵子さんが講座を終えた後
Instagramでこの講座の感想を投稿してくださいました!
💬 「デザインとか出来ないんですけど!」と思っていた私…
でも、毎回セッションやワークを通して、具体的にクッキーのデザインを落とし込めるようになりました。
💬 「アイシングクッキーで巡る世界旅行」 というテーマで作品を作る中で、
シルクロードの景色やサマルカンドのブルーを表現することができました。
💬 一番のお気に入りは「月のクッキー」 🌙
細かいデザインを作るのに苦戦しましたが、美しく仕上がりました!
💬 苦戦したのはモスクのデザイン 🕌
色やバランスを整えるのに試行錯誤しました。
「クッキーを作るのに気合いがとても必要!」と実感(笑)
💬 ランプのクッキーには、煙の中にアラビア語で
「インシャーラ―(神の思し召しのままに)」 と描いています。
細部にこだわると、もっと世界観が伝わることを学びました✨
💬 「この講座でつかんだ手応えを活かして
これからも自分の作品を作っていきたい!」
今回の経験をもとに、また別の国をテーマにしたクッキーを作るのも楽しみです♪
「私でもできる!」—デザインを表現できた喜び
試行錯誤の末、ついに完成した
**「サマルカンドブルーのアイシングクッキー」**。
千恵子さんは、最初は「私にはデザインなんて無理…」と言っていましたが、
最後には
**「自分でも好きなものをアイシングで表現できる!」**
という実感を得られたようでした。
この講座では
ただアイシングの技術を学ぶのではなく、
「自分らしいデザインを生み出すプロセス」 を
体験することが大切。
自分の感性に従いながら
テーマを大切にしながら
何度も試行錯誤を繰り返すことで、
「自分だけのデザイン」を作り上げる楽しさ を
感じてもらえたのではないかと思います。
完成した作品&制作過程の写真
• 完成した4枚のクッキー(モスク、ゲート、月、ランプ)

• 試作の失敗作や却下になったもの
白すぎてイスラムというより地中海風になり
デザインは素敵ですが色を変更することに。。。

• 途中経過のデザイン画や、色作りの様子
マリンっぽくなり却下。
また、デザイン画から実際にアイシングを進めて
思った取りにならなかった。

まとめ:「テーマを大切にすることで生まれるデザイン」
千恵子さんの事例からわかるように、
「好きなものを深掘りすること」
が、デザインの第一歩。
そして、ただ可愛いものを作るのではなく、
「テーマを大切にしながらデザインする」 ことが、
作品の世界観を形作るポイントになります。
最後に:これを読んでいるあなたへ
あなたも、「自分の好きなものを表現したい!」
と思いながら、どうしていいかわからず悩んでいませんか?
デザインブランディング講座 では、
あなたの「好き」を見つけ、
一緒にオリジナルデザインを作るサポート をしています。
もし興味があれば
ぜひ講座の詳細をチェック してみてくださいね!
